回胴遊商広報誌第122号
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理事長 就任の挨拶3回胴式遊技機商業協同組合理事長 大饗 裕記中国・四国支部所属 (株)アス・ワン 代表取締役 この度、5月28日(火)の通常総代会において、理事長として2期目の任期を迎えさせていただくこととなりました。これまでにない責務の重さを感じながら、与えられた信頼と責務にしっかりと応えていかなければならないとの強い思いでおります。 平成30年2月1日から、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則が施行されて2年目を迎えました。また、5月1日(水)から、元号も変わり、新しい元号は、「梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国であるように」との思いを込めて、「令和」と改元されました。現在、遊技業界を取り巻く環境は、益々厳しさを増しています。この難局を乗り越えるためには、 対症療法的な対応はすでに限界に来ていると思います。遊技業界が真に産業としての市民権を得るためにも、環境の変化に強い業界にしていかなければなりません。 これからの明るい未来を信じ、組合員の皆様の業を守り、また、業界の未来を「切り拓く」ため、いま出来ることに真摯に取り組み、遊技産業全体の業の確立を目指して、更に積極的に行動してまいります。 新年度を迎え、「令和元年度活動目標」として、以下の4点を掲げ、更に積極的な組合運営を推進していく所存です。1希望のもてる豊かな遊技業界を創造するために全力を尽くす 規則改正後の新たな時代に対応するために、「業の確立」を目指していくと同時に、北海道方式の「日曜日夜の設置確認作業」の中止のように、各支部における遊技機の設置・点検が日中業務へ移行できるように取り組む。 役割が重複していた等の理由から本年の通常総代会後は機械対策委員会と回胴式中古流通委員会が統合され、「遊技機流通委員会」としてスタートするが、中古機流通業務技能試験を通じて知識と技術の精度等の向上を図るとともに、環境の変化にも迅速に対応できる遊技機取扱主任者の育成を図っていく。さらにメーカーから提供される点検方法や不正改造事案に関する情報は速やかに組合員に伝達し、点検確認に有益な情報として発信していく。 また組合員やその従業員が働き易い環境や条件が整備されるよう当組合の規約、規程等に関しては時代に即したタイムリーな改正に取り組むほか厳しさが予想される遊技環境の中でも、親睦事業として理事長杯支部対抗チャリティーゴルフ大会等を計画している。2業界を取り巻く環境変化に迅速に対応できるよう支部機能を強化する 支部事務所としての運営は6年目を迎えるが、更なる活性化を目指してこれまでの経験を生かしながら同所での各種会議、催事等を開催するほか、引き続き組合員同士の相互理解と地域の業界各団体との連携強化を図る等して、支部事務所の有効活用を図る。 また、地区研修会等には他団体関係者や弁護士等の講話を依頼するほか特別会員、賛助会員の支部会等への積極的な出席を求め支部会等のより積極的運営を図るとともに、業界各団体の会議並びに各地区で開催される遊技関連会議等にも積極的に参加し、連携を強化する。これらを実現していくためには、同時に組合員一人ひとりが法令遵守に努め、所属する各委員会等から改善策を発信する等、自らがその一翼を担うという強い自覚と決意も重要である。3地域社会に信頼される継続的な社会貢献活動を実践する 従来から取り組んでいる大阪府、神奈川県での植樹後の森作り活動や沖縄の珊瑚の植付け・保全活動は継続して実施していくほか各支部の実態に応じて海岸・河川・道路等の清掃で地域に根ざした各種の貢献活動を計画的に展開して、その役割と責任を果たしていく。 また、組合員等には年間を通じて節電対策メニューを提示するとともに省エネ対策の周知徹底を図るためのクール(ウォーム)ビズのポスターを作成し、省エネ・節電行動の定着を促す。エコバッグの利用、ペットボトルキャップ収集活動は継続して実施する。4業界団体と連携し依存問題対策に積極的に取り組む これまでパチンコ・パチスロ産業21世紀会と連携して取り組んできた各種の依存問題対策に加えて、リカバリーサポート・ネットワークを引き続き支援するとともに、新たに国として計画している「ギャンブル等依存症問題啓発週間」(5月14日〜5月20日)に対しては業界全体としてその準備段階から依存問題対策に真摯に取り組む。依存問題として象徴的に話題となる幼児車内放置問題には、遊技業界のマイナスイメージを加速させないよう、これをゼロとするように「幼児車内放置ゼロ」巡回活動に取り組む。また、当組合としてはこれに資するため新しいLINEスタンプを制作することとした。令和元年度活動目標

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