回胴遊商広報誌第123号
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31※団体名は略称で記載しております。回胴遊商各支部の令和元年度 東北支部では、社会貢献活動の一環として、平成28年から、(公財)日本盲導犬協会に、支部催事をはじめとする様々な催事等で集めた募金を寄付金として贈呈しております。 令和元年も引き続き、東北遊商と合同で実施した環境保全活動の懇親会で集めた寄付金等を贈呈させていただくことといたしました。 令和元年11月8日(金)、東北支部事務所で開催された支部会の冒頭に、(公財)日本盲導犬協会の仙台訓練センター(スマイルワン仙台)の奥澤 優花様に、盲導犬を伴って同支部事務所にお越しいただき、寄付金の贈呈式を行いました。 贈呈式では、奥澤 優花様から、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。日本盲導犬協会スマイルワン仙台から参りました奥澤と申します。本日連れてまいりましたのは、現在訓練中のメスで、もう間もなく2歳になるラブラドールレトリーバーのマリーといいます。 当センターでは、昨年度は、東北地方と新潟県に8頭の盲導犬をデビューさせました。皆様のご協力のおかげで、一頭一頭大切に育てることができております。 育成した盲導犬は、新規の視覚障がい者の方以外にも、既に盲導犬と暮らしている方の2頭目以降のパートナーとなることも非常に多くなっております。盲導犬としてデビューするのが大体2歳くらいですと、引退が10歳程度となりますので、一人の方が一生のうちに3頭、4頭と複数の盲導犬と暮らすことも少なくありません。そのため、安定して盲導犬たちを育成して、視覚障がい者の方が社会参加しやすい環境を作っていくことが我々の務めとして日々邁進しております。 盲導犬の主な仕事は、視覚障がい者の方に道の曲がり角を教えること、段差を教えること、障害物をよけることの3つとなり、これらを組み合わせて目的地まで行くこととなります。また、ご存知の方も多いかと思われますが、盲導犬がハーネスという器具を付けているときは仕事中のため、むやみに盲導犬に声をかけたり触ったり、物をあげたりするのは絶対にやめていただき、盲導犬を連れた方を見かけましたら、温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。 また、通り慣れた道でも工事中などで周囲の様子が変わり、盲導犬を連れていても迷ってしまう視覚障がい者の方を見かけられた場合は、盲導犬ではなく、視覚障がい者の方に『何かお手伝いしましょうか?』といった感じでお声掛けしていただければと思います」と述べられました。 最後に、奥澤 優花様に会場内で盲導犬の動きを実演していただいたのち、記念撮影を経て、贈呈式を終了しました。ハーネスを外した盲導犬と触れ合う東北支部組合員東北支部の田苗 幸治支部長から奥澤 優花様へ寄付金の目録を贈呈しました左から佐々木 斉常務理事、田苗 幸治支部長、奥澤 優花様、鈴木 正浩副支部長奥澤 優花様(写真中央)と盲導犬を囲んで東北支部会に出席した支部組合員等一同で記念撮影贈呈式に出席していただいた(公財)日本盲導犬協会の仙台訓練センター(スマイルワン仙台)の奥澤 優花様と訓練中の盲導犬マリー(メス・1歳)東北支部が(公財)日本盲導犬協会に寄付金を贈呈

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