回胴遊商 広報誌第127号
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立場が人を作る次世代を担う若い方々が活発な意見を言える場にお運びいただき、誠にありがとうございます。さて、令和5年6月8日に開催された日電協様の通常総会において、小林様が理事長にご就任され、このの役員改選では大幅に人事が刷新されていらっしゃいますが、今どのようなご感想をお持ちでしょうか。小林友也理事長(以下、小林という)大饗裕記理事長(以下、大饗という)本日はお忙しいところ足を新しい時代に向けて若い方々を起用するというのは、本当にそのとおりだと思いますが、実際のところはいかがでしょうか。小林 大饗 小林      ― ―4前執行部の方々には、様々な課題に取組み、改革を進めていただきました。その結果、6.5号機、スマートパチスロ(以下、スマスロという)の導入ができたことはパチスロの活気を取り戻すことにもつながり、非常に良い結果をもたらしていただいたと思っております。これを引き継いでいく上で、私は、次の時代を担う人たちに活躍していただきたいと考え、今回の役員改選では若い方々を中心に人事を刷新させていただきました。小林理事長は、前任の兼次理事長体制下では筆頭副理事長として活躍されていらっしゃいました。今回の人事刷新は、小林理事長が10年後、20年後を念頭におかれた布陣なのだと感じております。我々も、メーカー団体の方々にしっかりついて行けるように精進していかなければと思いますが、販売業者は40代以下の就業人口が減っており、次の世代が育っていないので仕方がないのですが、これも我が産業においては大きな課題です。「立場が人を作る」と言いますが、若い方々が理事になったことで結構発言をしてくれるようになりました。これまではベテランがいる手前、意見を言えないということもあったのかもしれません。何か疑問を持っても、ベテランから的確な答えがあれば、そこにプラスアルファするのは難しいでしょう。確かに、ベテランが答えてしまうと、それ以上は質問も意見も言いにくいと思います。はい。今回、ほとんどの理事が入替わったことでゼロからスタートしたようなものですが、役員会では、喫緊の課題、遊技業界の未来等、自由な発言をとおして活発な議論を繰り広げています。令和5年6月、日本電動式遊技機工業協同組合(以下、日電協という)様では役員改選が行われ、新たに小林 友也理事長の下、新体制がスタートしました。そこで当広報誌の特別企画として令和5年11月1日(水)、組合本部(東京都・台東区)に小林 友也理事長をお招きし、大饗 裕記理事長との対談を実施いたしました。スマスロの市場導入が進む中、遊技業界の今後とパチスロの展望についてお話しいただきました。対談日 : 令和5年11月1日(水)  会場 : 回胴遊商 本部(東京都・台東区)※団体名は一部略称で記載しております。回胴式遊技機商業協同組合日本電動式遊技機工業協同組合進 行 : 佐々木 斉(回胴遊商総務委員会 委員長)11月で約5カ月が経過しました。こ50代で若返ったと言っているのが現状です。特別企画大饗 裕記理事長小林 友也理事長【特別対談】 遊技業界の今後とパチスロの展望について

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