遊技業界の今後の課題は「遊技ファンを増やすこと」お聞かせください。遊技業界は最盛期で約3,000万人の遊技ファンがいましたが、年々減少し、現在は約770万人まで減少しています。スリープユーザー・ノンユーザーにパチスロを遊技してもらうための施策と将来の展望についてもお聞かせください。小林 遊技業界の「今後の課題」について若い世代を中心に、パチスロ初心者 ―― ―8の方々へ積極的にアプローチする必要があるかもしれません。最大の喫緊課題であると思っております。令和4年11月のスマスロ登場を機に「パチスロサミットロから離れてしまった方に再度の興味喚起をするためのコンテンツを定期的に更新している他、令和5年からは日工組様が推進している「KIBUNPACHI委員会」との連動により、パチスロ未経験の方々にもパチスロへの興味喚起を促すために、ダンスコンテストや漫画の連載等「隣にパチスロがある」というシチュエーションのコンテンツを展開し、さらには、スマスロ導入ホール様への取材によりスマスロのメリットを目に見える形で映像化する等の施策を行っております。また、リアルイベントでは、令和5年10月1日(日)のパチスロショールームラリーで660人の方がパチスロに触れていただきました。その中でも30%強が女性とパチス遊技ファンを増やすことは、業界のONLINE」にて、パチスPACHI-ロ未経験の方々であったことは、告知や施策の方向性が間違いではないとの感触を得ております。そして、令和5年10月ト2023は4年ぶりの大型イベントとなりましたが、こちらもパチスロ未経験の方々とパチスロ初心者の方々をターゲットにしたコンテンツとゲストにより、多くの方が集まってくれました。現行機の他に未導入機も出展されており、遊技ファンにとっても嬉しいイベントになったのではないかと思いますが、多くのパチスロ未経験の方々がどれだけ集まれるかという点において、やはり、リアルイベントの効果は大きいと思います。あれば、パチスロの面白さが伝わると思います。その時にパチスロ初心者でも遊びやすい、面白いと思える入門編というかオーソドックスなタイプの遊技機があることが、重要だと考えております。大饗 少しでも体験していただく機会が小林 スマスロで若い世代が随分と増えた印象がありますが、かつてに比べるとまだまだ遠く及びません。大饗 ユーザーは減り続けていますから、新しいユーザーを増やしていかないといけません。パチスロ初心者の方々が先輩に連れて行ってもらったという時代もありました。今はその先輩がパチンコ・パチスロで遊ばない。しかし、同じように言われていた麻雀は、eスポーツ等の分野からアプローチをする等、業界を挙げて努力しています。我々もそういう意識を持ってチャレンジする必要があると思います。特別企画【特別対談】遊技業界の今後とパチスロの展望について21日(土)のパチスロサミッ
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